AIで契約書をセミオーダー 時間・費用を大幅に削減 恩田俊明氏 (GVA TECH株式会社)

カテゴリー:起業家 2019.03.23

企業経営で避けて通れないのが、さまざまな契約書の作成。弁護士・弁理士でもある恩田俊明氏は、AI(人工知能)を活用した契約書のセミオーダーサービス「AI-CON(アイコン)」を紹介しました。

契約書作成、レビュー、交渉を弁護士の知見を蓄積したAIがサポート

AI-CONは「AI」と「CONTRACT(契約書)」を組み合わせた造語。法律の専門知識が必要とされる契約書作成、レビュー、交渉を弁護士の知見を蓄積したAIがサポートします。

このサービスを提供するGVA THCHは、ベンチャー企業支援を続けてきたGVA法律事務所の弁護士が中心となり誕生しました。「通算1000社を手がけてきた弁護士の知見と、機械学習を掛け算したらおもしろいんじゃないか」というアイデアから事業展開に至ったと恩田氏は説明します。

現在対応しているのは売買契約、業務委託契約書、秘密保持契約書など、比較的一般的な契約書計14種類。弁護士を介さずに作成することができるため、時間と費用が大幅に短縮されるのが大きなメリット。契約書のレビューサービスでは、「ブラウザ上に契約書をアップロードするだけで、1営業日以内に各条項の有利・不利を判定した結果をお届けします」と恩田氏。顧客からも「本当に早いね」と高く評価されているそうです。

フリーランスや個人事業主にとどまらず、一部上場企業からも声がかかるサービスに急成長

AIを活用するメリットはほかにもあります。弁護士個々人が契約書レビューなどに当たる場合、経験や知見によってクオリティーにばらつきが生じてしまいますが、複数の弁護士の知見を学習したAIならば一定の水準を保った成果が期待できるそう。

効率と品質の高さが評判を呼び、当初想定していたフリーランスや個人事業主にとどまらず、事業開始からわずか半年ほどで一部上場企業からも声がかかるサービスに急成長しています。

恩田氏は「みなさんに使っていただき、課題を指摘してもらって、さらに良いサービスへ改善していきたい」と会場に呼びかけました。

 

GVA TECH株式会社 恩田俊明

契約リスクをAIがオンラインで判定「AI-CON」 を提供。AIやITのテクノロジーによりそれぞれの人や企業に適したLegal Serviceを提供できる未来の実現を目指す。
https://gvatech.co.jp/